お絵描きIRADUKAISAI講座No.566CG・イラストメイキング

塗り-人物



人物のベースはこんな感じでした。青い下地に対して赤〜オレンジ系の色を
筆圧に強弱を付けながら乗せています。光の当たっている所が強め。




*顔*


(左から)
1:顔と肩の一部は光でとんだ風にしたかったので水色系の白を強く乗せました。
  左側は回り込む部分なので彩度の低い青を乗せました。あごのあたりにもうすーく。
2:左の青がきつかったので右からスポイトでとった赤系でグラデーションを作ります。
  同時進行で目の暗い部分も描き始めました。
3:青の部分をもう少し白っぽくして反射光のようにしました。


4.鼻の先に反射光っぽいハイライトを追加。舌や鼻の頭に赤みも少し足しました。
5.目にグリーン系の色を入れました
6.頬の柔らかさを出すために「ぼかし」ツールでぼかしました。



*髪*



髪は光が当たっている部分を白〜水色で強く描き、影の部分は弱めに。
光の部分とその他影の部分の境目には黒に近い強い色をのせています。(立体感を出すため)


*服*


筆のストロークでおおまかな流れをつくった後に皺を描き込みます。
左側から風が吹いている設定なのでそれを意識しつつ。
半透明ぐらいの質感を想定しているので身体のラインもぼんやり描いています。


浮かない程度の明るい色をスポイトして、点描でレースっぽいものを描きます。
縮小した時にそれらしく見えればいいので適当で良いです。
仕上げに彩度高めの赤ピンクも入れました。



*人物全体の補足説明*


1.髪飾りはプラスチックっぽくハイライトと反射光を強めに入れました。
2と4.脇の辺りと左の足は右側から当たる光が隙間から漏れるためやや明るくしています。またこうすることで脇に対する腕、左足に対する右足の距離も表現出来ます。

3.自転車編でも書きましたが、人物の後ろの空間が抜けているので背景と人物の色はかなり強めのコントラストをぶつけています。特に3の辺りは顔に近いので目立たせたいという点でも効果的です。

5.この辺りは殆ど光があたっていないので余り描き込まずぼんやりとした色調で。




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