お絵描きIRADUKAIPhotoshop講座木村さんのPhotoshop CS5メイキング
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はじめに


はじめにフォトショップのツールや便利な機能などを紹介したいと思います。
(ブラシ・クリッピングマスク/グループ化・パス・アクション)


ブラシは初期からある3種類をメインに使ってます。


筆圧で太さが変わるブラシ
「アニメ塗り」「ラフ」「線画」で使ってます
アニメ塗りがしたい人向け


筆圧で濃さが変わるブラシ
「厚塗り」「ラフ」「線画」で使ってます
荒めにガシガシ塗りたい人向け


筆圧で濃さが変わるぼかしブラシ
「ぼかし塗り」「毛先を削る時」使ってます
綺麗に塗りたい人向け(特に肌布)


塗り方を組み合わせたりしても面白いです。
髪はアニメ塗り肌はぼかし塗りなど。



クリッピングマスク(グループ化)での塗り方


1.線画を描きます


2.下塗りをします。


3.肌レイヤーの上に新規レイヤーを作って影を付けます。このままだと肌からはみ出します。


4.クリッピングマスクではみ出さないように出来ます。
ショートカット(Ctrl+Alt+G)

※ Photoshop7以前は
グループ化(クリッピングマスク)
ショートカット(Ctrl+G)


5.あとは着色して完成。

Photoshopの「グループ化」が、CS以降では「クリッピングマスク」という名称になりました。

ショートカットも変わってしまったので、Photoshopから使ってた人は戸惑うかもしれませんが、ショートカットの変更で従来通りの「Ctrl+G」に変更可能です。
私はPhotoshop5 → 5.5 → 6 → 7と使ってきたので、「Ctrl+G」に変更しました。

Ctrl+Gは他のショートカットで使われているので、それを消してから変更してください。



パス

ラインを引いたり塗りつぶしたりできます。

私が主に使っているのが、「壁や柱の直線ライン」「刀などの曲線」「下塗り」「アニメ塗り」などです。

何も知らない状態でパスを使うと、とても面倒なツールなのでちょっと触って辞めた方もいると思います。下のほうで説明しますが、アクションと併用すると、とても扱いやすいツールになるので使ってみてはどうでしょうか。

下塗りならブラシよりも綺麗に早く塗れます。



ウィンドウを開いた状態にしてボタンを押すか、右クリック→「パスの境界線を描く」で線が引けます。
ブラシでパスの境界線を描く
ウィンドウを開いた状態にしてボタンを押すか、右クリック→「パスの塗りつぶし」でパス内を塗りつぶせます。
パスを描画色を使って塗りつぶす



パスの使い方を下塗りをしながら説明します。




@ パスで髪を囲います。
A 髪の毛先にポイントを合わせてパスを伸ばします。
B ショートカットキーのAltを押しながらパスを次の行き先に合わせます。
C そのやり方で髪の毛を囲っていきます。
D パスを描画色を使って塗りつぶします。
E 塗りつぶしたら囲ったパスはもういらないので、そのパスをパスウィンドウ右下のゴミ箱に捨てるか、Deleteキーを2回またはEscキーを2回押して消します。


慣れるまで時間がかかると思いますが、慣れるとサクサク出来るので練習しましょう。



アクション

反復作業を記録してボタン一つで再生できる機能です。
アクションを使うとパスも使いやすいツールになるので説明したいと思います。

下の流れのAとBをまとめて「アクション」に登録すると、
作業時間を大きく短縮することができます。
@パスで囲う
Aパスを描画色で塗りつぶす
Bパスウィンドウ右下のゴミ箱に捨てるか、
Deleteキーを2回またはEscキーを2回押す



まずはアクションウィンドウを開き、適当にパスで囲います。
アクションウィンドウの「新規アクションを作成」ボタンを押します。



アクションウィンドウの「記録開始」ボタンを押します。



パスウィンドウの「パスを描画色を使って塗りつぶす」ボタンを押します。



パスウィンドウ右下のゴミ箱に捨てるか、
Deleteキーを2回またはEscを2回押す。



アクションウィンドウの「再生/記録を中止」ボタンを押して完成です。



これでパスで囲った後に「選択項目を再生」ボタンを押すことで
アクションが使えるようになりました。
さらに作業効率を上げたい場合はショートカットに登録するといいでしょう。

私は「パスの塗りつぶし」と「線画抽出」をアクションに登録しています。
線画をスキャンする方は線画抽出のアクションを作っておくことをおすすめします。





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